2007年12月16日

佐賀県が誇るオーパーツ的美術品・・鍋島焼

佐賀県が誇るオーパーツ的美術品・・鍋島焼!
その前に、鍋島焼って知ってますか?佐賀・鍋島藩の御用窯(ごようがま)で、有田の民窯(みんよう)から最高の技術者を集め、技術の漏出(ろうしゅつ)を厳しく制限する管理のもと、採算を度外視して焼かれた「鍋島(なべしま)」。美しく、かつ斬新で高度に洗練されたデザインは、“世界の磁器の最高峰”の名にふさわしい焼き物です。簡単に言えば、鍋島の殿様が、他の殿様にプレゼント用に作った、焼き物で当時でも、金持ちが買おうと思っても手に入らない、超最高級の焼き物です。
今・・私たちは、その焼き物が焼かれたすぐ近くに住んでます。(焼かれた場所は、伊万里市大川内山、暇な時天どこ店長は、遊びに行きます・・・暇な時ネ;)
なんで?この焼き物がオーパーツ的美術品?と思われる方もいると思いますが・・・写真をまずは見てください。 578.jpg
染付鷺文三足大皿(重要文化財・何億円もするもの)です。
見たことあるかもしれませんが、染付鷺文三足大皿というものです。なんで(・・;)?こんな、ただの皿がすごいの?とおもうでしょ(笑)この皿の青い部分を見てください。たしかに筆で書かれてるようですが・・・どこから書き始めたのか、どこで筆を止めたのか・・・後がマッタク無いのです・・筆で書いているのに筆の後が無い・・・現在の陶工の人が見ても作り方がわからない焼き物なのです。この皿をまねした皿が、たまに何万円かで陶磁器屋さんに売ってます。でもハッキリ筆の後があります。
まさに佐賀県が誇るオーパーツ的焼き物ではないでしょうか?

577.jpg
そしてこの、なんとも言えない完成されたデザイン!ウットリしますよね、(〜。〜)九州陶磁美術館に行きたくなってきました(^^;)・・・あまり書いたら、かなりマニアックな話になりそうなので、今日はここまで・・・・・。

こんな皿に料理を飾ってお客様に出してみたいものです。
posted by (^^) 天ぷら定食 どこ at 01:47 | Comment(1) | TrackBack(0) | 天ぷら(どこ)のオモシロ雑学(ξ^∇^ξ)
この記事へのコメント
へぇ〜スゴイものが佐賀にはあるんですね!見てみたい!
Posted by 園太 at 2007年12月17日 16:51
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