2007年09月27日

有明海を死の海に変えつつあるもう一つの訳

calendar5.jpg
何年か前の写真のギロチン以降有明海は、死の海になりつつあると言われ、諫早干拓の反対運動などがテレビに紹介されて、それが有明海を死の海に変えている理由のすべてだと思われていました。 320px-Isahaya_bay_landsat.jpg

しかし同じ時期に海苔猟師さんたちが、良質の海苔を採るために撒く大量の酸(農薬)も理由の一つだという説も浮上してきました。有明海の近くに住む人に聞いたら、恐いぐらいの量の酸(農薬)を捲いているそうで、それが貝類(たいらぎ)などを殺しているとのこと・・・さらに有明海の近くに住む人に聞いているともう一つの理由が・・それは、ガンツウ破壊です、ガンツウってなに?と思う人もいると思いますが、ガンツウとは、蛎の島を佐賀弁で言ったもので、なんでそれが有明海破壊の理由の一つなの?と思うと思います。有明海に住む蛎は、水の浄化作用が、世界の蛎の中でもっとも高いと言われています。ある国では、自分の国の海をきれいにするために、有明海の蛎を持って帰って大量に自分の国の海にまいているそうです。普通の蛎で一匹あたりの水の浄化作用は、1日に400リットルだそうでそれだけでも、いかに蛎がすごいかわかります。その蛎の島ガンツウは、海苔舟などにとってとても邪魔なもので上の時期と同じころ、ほとんどのガンツウを写真の機械で壊してしまったそうです。
070815_18457E02.jpg
この機械を船のクレーンで、ガンツウの上におきエアーを送っていっきに破壊するそうで、破壊されたガンツウの蛎は、ほとんど死滅したそうです。
これも有明海が、死の海になりつつある、原因の一つだと聞きブログにのせてみました。
posted by (^^) 天ぷら定食 どこ at 01:36 | Comment(5) | TrackBack(0) | 天ぷら(どこ)のオモシロ雑学(ξ^∇^ξ)
この記事へのコメント
たくさんのコメントありがとうございます。
Posted by 天ぷらどこ at 2007年10月01日 00:28
海苔師さんの酸をばら撒くのは知っていましたが、蛎は知りませんでした。
自然環境破壊をしたら、すべてがおかしくなりますね!!

やっぱ、食糧難になりますね!!

どこさんもボランティアに参加しませんか?
Posted by つかはら施術院 院長 at 2007年09月27日 14:07
天どこ店長は色んな顔をもってますね
引き出しをたっくさん持ってるんだろうなぁ

私の数少ない引き出しでは・・・・
せいぜいお菓子でほっと一息ついてもらうくらいですね・・・・

ってな訳で少しは元気でた?
Posted by 展覧会の絵 店長 at 2007年09月27日 09:39
なるほど、一方的に国が悪いと思い込んでいたらどっちもどっちですね。
海苔漁師さんもも、自分たちの利益ばかり優先せず襟を正し、お互いが環境のことに対して真剣に考えるところから新たな一歩が踏み出せる気がします。

しかし、マスコミの力はすごいと思います。
これでは、冤罪だって簡単に操作できそうです。
(^◎^)バブゥ
Posted by 仙人 at 2007年09月27日 08:53
昨日山の上から、巨費を投じたギロチン大堰!?
と諫早湾を見てきました。

蛎の浄化作用の事初めて知りました。
考えさせられますね!
Posted by ike at 2007年09月27日 08:45
コメントを書く
お名前:

メールアドレス(ブログには公開されません):

ホームページURL:

コメント:

認証(表示されている文字列を入力してください):
8re5

この記事へのTrackBack URL
http://tenpuradoko.area9.jp/tb.html/0009179